リード

レッスンでよく聞かれるのが、リードを3半にした方がいいですか?もっと厚い方が/薄い方がいいですか?
という質問です。

奏者自身の吹き方によってリードの選び方は違って当然。
そして3とか3半とかは厚さではなく硬さです。別に3より4の方が偉いとか、レベルが上ということはありません。
良い音がストレス無く鳴っていれば、それが正解のリードです。

リード選びは質と育て方が大切です。

リードには縦に繊維が入っていますが、その入り方が綺麗に山型に見えるものが良いことが多いです。
繊維がまばらだったり、ガタガタに見えると良くないことが多いです。

私はリードをほとんど削らないので、削り方の指南はあまり出来ないですが、削りたい方はこの繊維の形を整えると思っていたらいいのかな?

それより何より一番大切なことは、箱から出したリードをそのまま一気に何時間も吹かないこと!です。

リードが輸入されて手元に届いた状態の時は、カラッカラに乾燥しています。
そこに一気に水を入れてしまう(たくさん吹く)と、リードの繊維が壊れてしまい、その時は例え良い音が鳴っていたとしても次の日には使い物にならないことがほとんど。

リードを開封したら、少しずつリードに水分を含ませていって安定した状態を作ることが大切です。

その方法は人によってそれぞれです。
まず水につけておく、や、毎日少しずつ吹いて慣らす、など。

イギリスのクラリネット奏者、マイケル・コリンズ先生のやり方を少し紹介してみましょう。

①リードを全部水に浸す
②平らな所に並べる
③上から重し(分厚い辞書など)を置いて一晩放置

これを1週間繰り返す

④一枚につき1分吹く
⑤①〜③をする

これを1週間繰り返す

こうすることでリードが安定しますので、そこから選定に入ります。

このやり方、ここ数年やってみていますが、結構いい感じです。
ただ、京都の雨季や夏に律儀に1週間やるとカビが生えてしまったことがあるので、少し水に浸ける期間を調整したりしています。


良いリードとは、息が通りやすくppからffまで良い音で出せて、タンギングなど様々な表現がしやすいものです。
リードに“程よいコシと柔軟性”があるといいです。
リードをつけて開放のソを吹いた時に、鳴り難かったり雑音がたくさんしていたらあまり質が良いとは言えません。

あとはリードはリードケースに保存しましょう!これ大切です!

マウスピースに着ける際の注意点もあるのでこれはまた次回に。